日向山(山梨県)1660m |
2009年10月21日 6:00am 清水を出発 52号線を使い途中増穂ICから中部横断道に入り、中央高速の須玉ICまで。 そのご一般道から20号線に出て、道の駅「白州」でトイレ休憩と水の補給、朝食を取る。 ここから先はトイレがないので必ず寄って行こう。 非常に良い天気で甲斐駒が綺麗に見える。 道の駅から尾白川渓谷へ行く道を通り、途中の分岐を右へ向かう。左へ行くと尾白川渓谷です。 分岐から数キロ行くと矢立石 日向山の登山口です。ここまで清水から約3時間。 身支度を整えて登り始めたのが9:30am。 登山靴は先週壊れてしまったので、やむを得ず軽登山靴を購入。日帰りのコースだからこれで十分。 登山口の標高は約1120mだから標高差550mぐらいだ。 この辺りの紅葉は未だ早く青々とした葉が多い。 登るにつれ落ち葉が色づいてきた。栗の落下が多く落ち葉と重なり足のクッションになり気持ちいい。 登り一辺倒の登山道で久しぶりの山行きなのでかなり足に来ます。 樹幹に(10−1)という表示が出てきました。多分ここは一合目ということでしょう。 10合目までと考えるとかなりまだ先です。 高度計を持ってきたので、今どのあたりに来たのか判断できます。 最近の高度計は正確で、表示とぴたりと合います。 1300mあたりから紅葉が目立ち疲れを癒してくれる。 樹木の間から富士山が見通せ、近くに甲斐駒が高くそびえ、良い感じの登山を楽しむことができます。 今日は大分暑い日で、汗をかかないよう途中薄着に着替え、登り一辺倒の登山道を恨めしながらも、紅葉の素晴らしさが 帳消しにしてくれます。暑いくらいなので木々の木漏れ日でちょうど良い。 約1時間20分くらいでアメダスに観測所に到着。 ここから少し先に日向山の頂上、三角点があります。 三角点を過ぎると急に開けた場所になり、道も緩やかに。 庭園のように整備されたような見事な紅葉の連続です。 さて、この先が本日のクライマックス・ハイライトの「雁ヶ原」 今までの樹林帯が急に開け、この世界は何と言うことでしょう! 白い砂浜にたどり着きました。まるで空中の砂浜海岸です。 正面に八ヶ岳、その左側は蓼科山、霧ケ峰が続き、右手はミズガキ山、金峰山、その手前に茅が岳。 後ろは甲斐駒に続く南アルプスと良い天気に恵まれ良く見渡せます。 それにもまして、日向山の奇岩、奇石の連続に初めてみる人は圧倒され感激をどの言葉で表現したらよいのか 迷うことでしょう。今日は風もなく暑いくらい。白い砂浜は急峻な絶壁を作り吸い込まれる怖さを感じます。 白い砂浜を堪能し、暖かいコーヒーを沸かし、昼食。 約1時間の砂浜遊びを終え、12:00 下山開始。 1:00pm に登山口に戻る。 写真を見ての通りの山ですが、写真で見るより、実際のこの場に立ってみた感激が言葉に言い尽くせない。 甲斐駒、鳳凰3山の山と同じ花崗岩の山で遠くから見ると雪が積もったように見えます。 山梨側からではこの山容は見えません。 時間があったので増富温泉に寄り、汗と疲れを取り帰清。7:00pmに帰宅。 |
白州道の駅から甲斐駒、鋸山が良く見えます |
日向山の駐車場 既に8台余りが来ていました |
ここから右手が登山道になっています |
登り始めは割合となだらかです |
栗があちらこちらに 栗林が広がっているようです |
この辺りの紅葉は未だですね |
登るにつれ紅葉が迎えてくれる |
樹間に遠く富士山も見える |
樹間の紅葉 |
熊笹 |
熊笹と紅葉 |
アメダス観測所 |
日向山の2等三角点 |
この道の先に本日のハイライトシーンが 待ち受けています!! |
ここが「雁が原」 天空の砂浜・・・遠く八ヶ岳 |
こちらには目もくらむ絶壁が待ち受けている |
一歩先は千尋の谷底です・・ |
八ヶ岳をバックにパシャリ! |
肩幅の幅もない狭い道の左手は目もくらむ絶壁 |
奇岩・奇石 |
この奇石の先端に人がいる |
ここまで行くのは勇気がないと・・・ |
白砂は滑りそうで怖く腰が引けます |
絶壁の上から奈落の底を・・・・ |
登山靴が埋まるほどの砂浜です |
偏光レンズを通してみる秋の雲 肉眼とは違う雲の深さを発見 |
一歩戻るとこの世界・・・・ |
なんという山でしょう・・・・ |