富士山・御殿場 双子山

2003年8月21日 朝起きると、この夏には珍しく朝から良い天気です。清水から富士山が見えるではありませんか。
急いで身支度をして御殿場に。朝8時に原生林に。誰も来ないせいか、獣の臭いが当たり一面にするではありませんか。
注意して歩き出すと未だ新しい糞がありました。顔にはクモの巣が。足元はバラのトゲ。行く先には倒木が。
きっと私を何処かで注視しているに違いありません。誰もいない原生林に一人置かれると神経が張り詰めてきます。
耳を澄ますと鳥のさえずりが。花には蝶が舞っています。適度の緊張感を味わいながらすばらしいひと時です。
原生林を過ぎ、宝永山直下の双子山に登ります。
この頂上でコーヒーを沸かし、ただ一人雄大な富士山を独り占め。

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